「教育の距離を考えて集客しているか」
この視点が抜けてると、
結構マネタイズしんどそうだなって
思います。
今回の内容を意識すれば、
質の高い層を集客できるかと。
教育の距離とは
教育の距離というのは、
顧客が商品を買うまでに、
どのくらいの説明が必要か。
ということです。
たとえば、
ライティング初心者に、
ライティング初心者向けの100円のコンテンツを売る場合。
このパターンは、
顧客と商品との距離が近いため、
そこまで教育はいりません。
しかし、
ライティング初心者に、
ライティング上級者向けの1万円のコンテンツを売る場合、
ライティングの基礎から、
ライティング中級の内容まで、
かなりの説明をしてから、売らないといけません。
これが「教育の距離」です。
教育の距離が長ければ長いほど、
「勘違い」や「認識の相違」などが起こりやすいですし、
発信者自身も「教えるべきこと」が多すぎて疲弊してしまいます。
たとえば、
ビットコインの話をするにしても、
「ビットコイン=ギャンブル」と思ってる層には、
前提の説明がかなり必要ですが、
「ビットコイン=資産運用のひとつの手法」と思ってる層には、
簡単なメリットだけお伝えすればいいんです。
そのため、
きちんと教育の距離を考えて設計することが重要となります。
とにかく多くの人に商品を売りつけるのではなく、
「届けたい相手にきちんと届ける」
これが本来、マーケティングのあるべき姿です。
質を高める集客において、やってはいけないこと
やってはいけない方法とは、
- 簡易性のアピール
- 値下げ訴求
- 過度なあおり
この3つです。
✓ 簡易性のアピール
「誰でも簡単に、1日たった3分の作業で月100万稼げます。」
これが本当だったら、かなり魅力的ですが本来こんなものは存在しません。
このように、簡易性をアピールしすぎると、
「努力したくない層」が集まってきます。
そうすると、
教えるのにも、質の低い質問ばかりになったり、
成長が極端に遅かったり、
まったく素直じゃなかったりで、
結果的にお互いに、成果は出ず、
発信者側も顧客側も疲弊していしまいます。
✓ 値下げ訴求
「今だけ100円、24時間後は1,000円になります。」
のような、「初期の」値下げ訴求ならOKですが、
商品を1,000円で出して、
売れなかったからといって、
500円に値下げする。
このような、値下げ訴求はNGです。
なぜなら、もし値下げした結果、売れた場合、
初期で買った人(1,000円で買った人)はどう思うでしょうか。
「うわ、なんか値段下がってるし、ちょっと待てばよかった…」
このように思うはずです。
そうなると、次に商品を出した際も、
値下げしないと売れない。
そんなビジネスになってしまいます。
だからこそ、
「値下げ」のテクニックを使うなら最初だけ。
その後は、
値段をそのままにする、もしくは
値上げをすべきです。
✓ 過度なあおり
最後は過度なあおりです。
「9割が知らない」
「知らなきゃ大損します」
このような強い文章は、
人の本能的にドーパミンがめっちゃ出るんで、
非常に引きが強く、リーチ数は稼ぐことができます。
ですが、これも「完全な初心者層」が来てしまうんです。
「届いてほしくない層」にまで情報が届いてしまうんですね。
それに、これだけあおったとして、
内容が微妙だった場合、
本来、顧客になるはずだった人からの信頼がなくなってしまいます。
そのため、過度なあおりは、
諸刃の剣であることは理解しておきましょう。
実力を高めるために、「泥臭い」発信を
やる気のある人、学ぶ意欲のある人を集めたいなら、
「根性」や「努力」と言った、泥臭さを感じてもらう発信が重要です。
成功までに、どのくらいの時間、どのくらい努力をしてきたのか、
これをそのまま発信していけばいいんです。
投資の重要性
目標を立てることの重要性
行動をすることの重要性
などを、ノウハウに混ぜて発信し、
今回解説した、やってはいけない運用を避ければ、
質の高いユーザーが集まってくるはずです。
ぜひ参考にしてみてください。