雇われ思考から脱却しないと、
自分で物事を判断できず、稼げずに他人のせいにする。
そんな人生が続いてしまいます。
そこで今回は雇われ思考の原因と、改善方法、新たな思考の身につけ方を解説していきます。
- 将来好きなことを仕事にしたい
- 自分にしかできないことをやり遂げたい
そんな方の参考になるかと思いますのでぜひ。
雇われ思考とは
そもそも雇われ思考とは 義務教育〜会社員時代に培われた、良い会社員として働く思考です。
- 人に言われた通りにこなす
- 社会の歯車の一部になる
- 周りと同じ行動をする
- 人に迷惑をかけない
こんな考えのことですね。
僕達はこれまで義務教育で
- 先生や親に言われたことはきちんとこなして
- 周りと合わせるように教育をされ
- 人と違うことをやっていたら修正される
このような良い会社員になるための教育を10年以上行ってきたわけです。
そんな教育で培われたのが雇われ思考です。
会社員で働くには必要なスキルですが…
でも自分でビジネスするなら
この思考からの脱却が必須です。
- 自分で事業を決めて
- 周りと違うことを行って
- 自分で考えて修正していく
このような思考に変換してく必要があるんです。
雇われ思考から脱却し経営者思考へ
経営者思考というのは、
自分という会社の経営者として自分で判断し自分の道を行く思考です。
- 自分の信念を持っている
- 自分で判断を下す
- 自分に対して責任を持ってる
- 未来のことも見据えている
このような考えのこと。
そもそも人と違う結果を出したいなら、違う行動をする。
そしてのその行動は人と違う思考から生まれる。
人と同じ思考では、同じ結果しかでません。
そのため
人と違う経営者思考を身につけることで人と違う結果を得られるようになります。
経営者思考の身につけ方を解説します。
01:自分の軸を見つける
自分の軸を見つけることで、ブレない人間になることができます。
他人に
「〜したほうがいいんじゃない?」
「やめたほうがいいよ!」
と言われたとしても、
流されることなく自分の判断ができるようになります。
自分の軸を見つける質問を2つしていきます。
1:自分が大切にしたい考えはなにか?
例えば、ぼくが大切にしているのは「かっこいい大人かどうか」になります。
かっこいい大人は、
- 知識が豊富で
- 冷静で客観的で
- 物事を俯瞰して見れて
- 自分の行動に責任を持って
- 誰にでもやさしい
そんな人になりたいと思ってます。
なので、ぼく自身が決めている軸としては
- 人の悪口やネガティブなことは言わない
- 約束はきちんと守る
- 期待値以上の仕事をする
このような具体的な行動の指針になるわけです。
大切にしたい考えを見つけることで、自分が選ぶべき行動が明確になっていきます。
2:自分はどんな人生にしたいのか?
理想の生活。いわゆる目標地点を決める作業です。
幸せを定義していくのがポイントです。
ぼくの理想の生活を例にすると、
- 森に囲まれた静かな場所で
- 書斎のある一軒家/賃貸に住んで
- PCで好きな仕事をして
- 本を読んで
- サイドFIRE状態で妻と暮らす
こんな生活が理想です。
目標が決まると、必要な手段というのが見えてきます。
- PCで好きな仕事をするスキルが必要
- サイドFIREするために5,000万ほどの資産が必要
具体的な手段が見えれば、節約・投資・事業を行っていく。あとは行動するのみです。
02:常に考える
この世の中に絶対の正解は存在しません。
物事の正解・不正解は前提や文脈によって変わるからです。
最近話題だった女性に奢るか問題。
- 女性の主張は、メイクなどにお金をかけてるから奢ってほしい
- 男性の主張は、そんな人には奢りたくない
この意見が食い違うのは当然です。人によって正解が異なるからですね。
- 男性は奢りたい女性なら奢ればいいですし
- 女性は奢らない男性が嫌なら一緒に食事に行かなければいいだけの話
ビジネスにおいても、この商品・サービスが
- あの人にとっては正しい
- この環境にとっては正しくない
- この場所では正しい
というふうに正解は異なります。
そのため自分のビジネスをやるなら、
顧客にとっての最適解を見つけるために考え続けましょう。
- 顧客はどんな人なのか
- この商品は顧客にとって最適解なのか
- どうすれば価値提供できるのか
03:自分に責任を持つ
責任を持つというのは厳しく聞こえるかも知れませんが、
これは自分を助けるためのヒントになる考え方になります。
自分ができること・できないことを把握して、
自分ができることを行う。ただこれだけになります。
自分ができること・変えられること
- 自分の行動
- 自分の考え
自分ができないこと・変えられないこと
- 他人の行動や考え
- 環境や前提となるもの
- 過去
問題と直面したときに、対処法が明確になります。
- ブラック企業で働いてるなら、ホワイト企業に転職する行動を取る
- 相性が合わない人がいるなら、その人から距離をとる
- 部下が何度も失敗してしまうなら、部下を変えさせるのではなく、仕組みを変えるように行動する
- パートナーが家事をしてくれないなら、変わるきっかけをつくる(自分の考えを伝える)
相手やその環境自体を変えることはできないため、
自分の行動を変えて問題を解決していきましょう。
自分という会社の経営者に
雇われ思考・受け身の姿勢では、いつまでも理想に近づくことはできません。
自分の人生は自分で変えるんだ!と思って、経営者思考を身につけていきましょう。
- 自分の軸を決める
- 常に考える
- 自分に責任を持つ
10年間培ってきた思考は、すぐに変えることはできません。
長い時間をかけて、変えていくのが大切になります。