「情報って無料でどこまで出せばいいの。無料と有料の境目が知りたい…」
こんな人に向けた記事です。
結論からいうと、情報は無料で全部出してOKです。
なぜ全部出すべきなのか、有料と無料の情報の境目はどこにあるのかをこの記事では解説していきます。
無料と有料の「目的」の違い
そもそも無料と有料の情報は、目的が異なります。
【目的】
- 無料:有料の情報を購入してもらうため
- 有料:結果を出してもらうため
それぞれ詳しく解説します。
✓ 無料情報の目的は、「有料情報の購入」
ブログやYouTube、SNSなどの無料情報は、すべて「行動してもらうため」の情報になります。
- いいねしてもらうため
- フォローしてもらうため
- 商品を購入してもらうため
そして最終的には、「有料情報の購入」が目的になる人が多いはず。
この購入までに、至るには、ふたつの要素が必要になります。
- 信頼の構築
- 行動のきっかけづくり
です。
無料で情報を出し惜しみなくバンバン出すことで、信頼構築につながります。
質の高い情報を提供することで「この人は言うことは信用できる」と感じてもらえるんです。
そしてもうひとつ、まだ行動を起こしてない人に向けて、
「感情」をゆさぶり、最初の一歩を踏み出すきっかけづくりの役割があります。
これを「教育」とか「感化」とかって言ったりします。
ようは、
無料の情報は出し惜しみなくすべて出すことで、
信頼構築+行動の後押しになるんです。
✓ 有料情報の目的は「結果を出す」
有料情報で重視すべきは、「結果」です。
たとえば、ダイエットスクールの販売をしてる場合、
まったく結果が出ないスクールだったらどうでしょうか。
おそらく悪評や悪い口コミが広がって、
そのビジネスは「詐欺扱い」または「市場に淘汰」されます。
一番良い状態なのが、
良い商品、良いサービスを提供して、
購入者に結果を出してもらって、
良い口コミが回って、
営業しなくても、
顧客が獲得できるビジネスモデル。
こうなれば、Win-Winのビジネスになります。
そのため結果が出るように、情報を組み立てる必要があります。
- 結果の提供
- 個別対応と具体性
- 高い付加価値
上記の3つを意識すればOKです。
結果の提供というのは、
ロードマップとなる情報やテンプレなど「落とし込みやすいもの」を準備することです。
個別対応と具体性というのは、
顧客に応じたより具体的なアドバイスや実践的なサポートを指します。
高い付加価値というのは、
いわゆるZoomで個別のコンサルを行ったりすることです。
このように結果を重視するのが、
有料情報の最大のポイントとなってきます。
もう少しどのような情報を出せばいいのか、具体的に解説していきます。
無料の情報【具体例】
無料情報の目的は、「有料情報の購入」を促すことでした。
そのため無料情報の役割は、信頼構築や教育の役割を持っています。
そのため提供すべき情報はこんな感じ。
- 知識的な情報
- 信頼を構築する情報
- 感情をゆさぶる情報
- 教育の情報
✓ 知識的な情報
知識的な情報は、無料で全部出しましょう。
- ライティングのコツは〜
- ビジネスの本質は〜
- SNSの始め方は〜
などです。
無料ですべて出しても、人は忘れる生き物です。
1週間前に見た、無料情報なんて完全に忘れてますし、
ついさっき見た情報でさえも、見終わった瞬間40%は忘れますからね。
✓ 信頼構築の情報
そして信頼構築の情報というのは、
知識的な情報のみならず、
口コミや実績などの情報も入ってきます。
- ライティング10年やってて〜
- 法人コンサルで売上が3倍になって〜
- 生徒の実績が〜
- 生徒の口コミが「〜」
などですね。
これに加えて、さらにいうと、
裏の信頼構築のほうが重要だったりします。
それについては長くなるので、また後日。
✓ 感情をゆさぶる情報
これは、「問題意識」や「憧れ」を持ってもらうための情報です。
- 問題意識:最悪の未来(リスク・デメリット)
- 憧れ:最高の未来(メリット・ベネフィット)
たとえば、
ライティングを学ばなかった場合、
月50万以上は損して、
社畜生活を今でも続けていたでしょう。
このような「最悪の未来」を提示することで、
ライティングを学ばなきゃという「問題意識」を持ってもらえます。
逆に憧れというのは、
ライティングを学んだから、
山奥の静かな別荘で、
奥さんとのんびり理想の生活ができてます。
こんな感じの「最高の未来」です。
感情をゆさぶることで、商品やサービスを「ほしい」という感情に変わります。
✓ 教育の情報
教育の情報というのは、
- 行動や投資の重要性
を理解してもらうための情報です。
今まで100万以上、情報に投資をしたから、
今では月100万以上稼げるようになった。
(投資の重要性)
あのとき、小さな行動をしたからこそ、
今は成功を掴めた。
(行動の重要性)
上記のような情報になります。
いわゆる、
ビジネス系でいうと、マインドを整えるような情報です。
有料の情報(具体例)
次は有料の情報です。
有料情報の目的は、「結果を出すこと」でした。
そのため、結果が出るように組み立てる必要があります。
そのため提供すべき情報はこんな感じ。
- 実践的なロードマップ/カリキュラム
- 実践で使えるテンプレート
- 個別性の高い情報・徹底サポート
- +α:詳しい事例集
✓ 実践的なロードマップ/カリキュラム
網羅的で、かつ実践的な「まとまった情報」になります。
- Xライティング完全攻略
- インスタで月10万つくる全手順
- 新NISA完全ロードマップ
- マイナス10kgダイエットを成功させるカリキュラム
などですね。
手順ごとにまとめるだけでも価値が出ますし、
カリキュラムにして、スクールのように順番に教えていく方法でも有効です。
✓ 実践で使えるテンプレート
次はすぐに活用できるテンプレです。
- 分析シート
- 自己分析シート
- 投稿の型
- セールステンプレ
- 穴埋め式テンプレ
などになります。
これをきちんと作成しておくと、
顧客自身も行動しやすくなります。
行動しやすくなるということは、
結果が伴ってきやすい環境をつくれる。
ということです。
上記のテンプレに合わせて、
次に説明する個別性の高い「添削サポート」などをつけると、
より、方向性を正しく導くことが可能になります。
✓ 個別性の高い情報・徹底サポート
個別性が非常に高い情報になります。
- チャットサポート
- 添削
- コンサル
- コーチング
このあたりの個別性の高い情報を、
他の有料情報に加えると非常に満足度が高くなるのでおすすめです。
✓ +α:詳しい事例集
顧客の実績や事例になります。
- 生徒の過程を解説
- 実績が出た場合の分析
- 逆に実績が出なかった場合の改善策
などになります。
実際に、商品やサービスを購入し、
「よしやるぞ!」となった人が気になるのは、
他の人は「現状どうか」という部分です。
- 自分より、はるか先を行く先生も必要ですし
- 自分より、ちょっと先を行く先輩の存在も必要です
同じような境遇の人がいれば、
非常に参考になるため、
顧客が多くなってきたら、
このような事例集を共有していくことで、
より具体的な道のりがクリアになっていきます。
ぼくのコンテンツの場合、
最後にぼくのコンテンツの例を紹介します。
- 無料情報:ブログ、SNS、YouTube、voicy
- ライティングやマーケのノウハウ
- ビジネスの本質的な情報
- マインド論
- 有料情報(少額):noteなど少額の有料コンテンツ
- ライティング全手順など網羅的な情報
- +添削や1時間コンサルなど
- 有料情報(高額):コンサル・徹底サポート
- 1年間の徹底サポート
- 1年で100万を目指す
このような位置づけで行っています。
参考になれば幸いです。