「ちゃんとライティングを勉強したはずなのに、
なんか堅い文章になっちゃうな。」
この悩み、ライティングを学んだ、
真面目な人あるあるなんです。
ライティングにおける勘違いベスト3の一つが、
「きれいに書かなきゃいけない」と思ってること。
きれいとか、汚いとかは、全然重要じゃないです。
きれいな文章っていうのは、
新聞とか、論文とかの、かたーい文章ですね。
こういう真面目な文章って、
読むのしんどくないですか。
「うし、読むぞ」ってなっても、
なんか難しい単語ばかり。
僕はもともと脳外で働いてたので、
かなりの数の論文を見てきました。
慣れてる人からしても、
まあ、眠い眠い…
最後まで読むのなかなかしんどかったです。
じゃあどんな文章がいいのか。
SNSや情報発信においては、
きれいに書く必要なんてないんです。
その理由と、具体的な方法を今回は解説していきます。
ライティングの目的は「人を動かすこと」
文章を書く目的は、
- 「読ませる」
- 「信じてもらう」
- 「行動させる」
ことです。
きれいに書くことよりも、
そんな文章を書くことで、
フォロワーが増えたり、
商品が売れたりします。
感情を動かすライティングテクニック
感情を動かすには、
喋り言葉で文章を書くことです。
新聞とか、論文を読んで、心が動いた経験なんてほぼないはず。
感動する文章って、
小説とか、ブログとかの文章だと思います。
かたーい文章だと、読者も萎縮してしまいます。
きれいな文章の法則なんてガン無視でいいんです。
ってことで、
喋り言葉で書くポイントを3つ紹介します。
✓ 01:半グレ文章
まずひとつ目は半グレ文章です。
- マジ
- やばい
- ほんっとに
このへんの文章ですね。
きれいな文章:ライティングにおいて、結論から書くのは重要です。
↓
半グレ文章:ライティングにおいて、結論から書くのはマジで重要なんです。
これ、どっちのほうが、本音で話してる感がありますかね。
おそらく、後者の半グレ文章のほうかと思います。
使いすぎはギャルっぽくなるので、
強調したい部分にそっと添えるイメージで書きましょう。
✓ 02:重複表現
2つ目は同じ意味の言葉が続いてる、
重複表現・二重表現っていう方法です。
- 一番最初
- まずはじめに
これも本来の文章では、NGとされる行為です。
ですが、使うと伝わりやすい場面が多々あります。
きれいな文章:最初は、結論から書きましょう。
↓
重複表現:一番最初は、まず結論から書きましょう。
重複表現のほうが、
「最初に書いて」という意味が強く伝わると思います。
こちらの文章も強調したい部分にそっと添えてあげましょう。
✓ 03:擬音、効果音
最後は、文章ではなかなか書かない効果音です。
- ゴリゴリ
- バコバコ
- どーん
- ズバーン
このような表現は、
漫画を見るとけっこう学べるのでおすすめ。
きれいな文章:このライティングを学べば、商品が売れるようになります。
↓
擬音あり:このライティングを学べば、商品がバコバコ売れるようになります。
擬音だったりの音を効果的に使うことで、
イメージが直感的に伝わるようになります。
✓ +α:小学生でもわかるように書く
きれいな文章は、専門用語とか漢字が多いです。
でも、そんな文章は眠くなります。
だからこそ、小学生でもわかるように書く。
これも大事なテクニックの一つです。
漢字はそんなにいりません。
できるだけ省きましょう。
- 可能→できます
- 理解する→わかる
- 使用する→つかう
- 発見する→みつける
ひらがなを多く使ったほうが、断然わかりやすいです。
あとは専門用語もなくしましょう。
英語が苦手な人あるあるですが、
わからない単語が1個でもあったら脳がパンクします。
それと一緒で、わからない難しい単語が
一つでもあったら、もう読まれなくなってしまうんです。
小学生でもわかるように書く、ぜひ意識してみてください。
心に響く単語はメモをする
日々、過ごしている中で、
自分が心が動いた瞬間はあるはずです。
- 最近買った商品は、なぜ買ってしまったのか
- 最近フォローしたアカウントはどんな言葉を使っていたのか
日々の生活の中に、ヒントがあります。
「なぜ」を分析して、自分の武器にしていきましょう。
今回は"きれいに書かなくていい"というお話でした。
ぜひ参考にしてみてください。