こんにちは、ききです。
情報発信においては、
「本質」も、もちろん重要ですが、
一番僕が重要視しているのは「ノウハウ」です。
いわゆる小手先のテクニックですね。
これが、なんで重要なのかについて話していきます。
僕自身もともとは、「本質重視」でした。
実際にSNS運用、コンサルなどビジネスを行ってきて、ある程度成功することができたのは「本質」を理解したからなんですよね。
「じゃあ、本質だけでいいじゃん」
って思いますよね。
僕もそう思っていたんです。
ですが、
この本質部分ってかなりつまらないんですよね。
当たり前のことすぎるので。
量が大事
継続が大事
目標設定が大事
改善することが大事
信念を伝えるのが大事
たしかに、めちゃくちゃ大事なことではあるんですが、
これだけ伝えても人には響かないんです。
なぜなら「知っている情報」だから。
「そんなん知ってるよ。知ってるけどできないんだよ」
って感じてしまいます。
たとえばダイエットをするにしても、
食事制限しましょう
運動しましょう
努力しましょう
って言われても、「わかってるけど、できないんだよ!」って思うはず。
これとまったくおんなじ現象が、どのジャンルでも起こっています。
水は低きに流れ、人は易きに流れる。
これは中国戦国時代の儒学者である孟子の言葉ですが、
真理をついていますよね。
人は楽な方に楽な方にと流れてしまう。
これは本能的にしょうがないことなんです。
なぜなら狩猟時代の人間は、「今を生きるのに必死だったから」です。
今を生きるために、体力を温存する。
今を生きるために、食料を食べて脂肪を蓄える。
今を生きるために、安全な区域からは出ずに失敗を恐れる。
だからこそ、
長期的な「本質」はわかっていてもできなくて、
短期的な「ノウハウ」に飛びついてしまうんです。
これが人間の本能ですね。
どうすれば興味を持ってもらえるのか。
それは「ノウハウ」を伝えて、まずは見てもらうこと。です。
さきほどのダイエットを例にすると、
食事制限しましょう、とかではなく、
食べて痩せれる食材10個紹介します、とか、
たった1分で脚痩せ効果のあるエクササイズ、とか
このような「ノウハウ」を人は求めているので、
これを伝えるほうが、興味を持ってもらえる確率はがつんと上がります。
そして情報を見てももらってから、
最後に本質を付け加えたり、自分が言いたいことをきちんと伝えればいいんです。
なので最初から、本質を語るのではなく、
ノウハウ→本質へ
この順序が重要になります。
本質を伝えるタイミングは「常時」です
次は本質を伝えるべきタイミングです。
それは、常に伝え続けましょう。
日々の発信にノウハウとともに「本質」を織り交ぜるんです。
たとえば、
「ライティング能力を1段階上に引きあげる裏技」
こんな情報があった場合、
その裏技を伝えるとともに、本質も伝えます。
こんな感じですね↓
https://x.com/kiki_freelance/status/1868453413358567749
ノウハウ=推敲
本質=泥臭い努力を続けること
このようにノウハウとともに情報を織り交ぜて、本質を伝えていきます。
そして発信の1〜3割くらいは「本質のみ」の発信もしましょう。
そうすることで、
自分が目標にしている「信念」を形成できます。
そしてその信念に共感してくれた方が集まってくると、
情報発信自体も一方的ではなく「コミュニケーション」になりますし、
商品も売れやすくなり、長期的に売上が上がるビジネスモデルが作れます。
まずは聞いてもらうために、「ノウハウ」を発信する。
そしてノウハウに混ぜて「本質」もきちんと伝えていく。
ぜひ参考にしてみてください。