成功と密接に関わってくるのが
この自律心です。
僕の周りにも、
理想の生活を手に入れている経営者やフリーランスの人は
- 朝5時に起きていたり、
- 身体を鍛えていたり、
- 食事管理を徹底していたりと、
自律している方が多いです。
淡々と作業できる人が
成功しやすいというのは確かです。
そこで今回は、
自律心を成長させる仕組みと、
自律心を高める具体的な方法について解説します。
自律心を成長させる脳の仕組みとは
✓ 自律心と脳
自律心においては、
前頭前皮質が非常に重要な役割を果たしています。
この部分は脳の中でも判断や計画、自己制御を司る領域です。
前頭前皮質は、意志力や集中力を維持し、
誘惑を抑える働きを持ちます。
しかし、
長時間にわたり意思決定を繰り返すと、
この部分が疲労し、誘惑に負けやすくなることが分かっています。
そのため、
自律心を高める方法の一つとしては、
習慣化することが挙げられます。
これは、脳が余分な判断を必要としない状態を作り出し、
前頭前皮質のエネルギーを節約する効果があります。
例えば、毎朝同じ時間に起きて同じことをすることで、
脳の負荷が軽減され、自律した行動を持続しやすくなります。
✓ 自律と心理学
自己決定理論(Self-Determination Theory:SDT)によると、
人間は基本的に「自律性」「有能感」「関係性」の3つの欲求を満たすことで、
モチベーションや幸福感が向上します。
自律心が高い人は、
この自律性を感じながら自分の人生をコントロールし、
外部の影響に左右されにくくなります。
また、フィードバックループの考え方も重要です。
成功体験が少ないと、自己効力感が低下しやすく、
やる気が続かなくなることが多いです。
しかし、
小さな成功を積み重ねることで、自己効力感が高まり、
より大きな目標に挑戦できるようになります。
これが自律心の強化に繋がり、
成功を手に入れる一つのサイクルとなります。
自律心を高める具体的な5つの方法
✓ 目的を明確化する
何を達成したいのか、という
目的をまずは明確に決めていきましょう。
ポイントは、「明確に」です。
- 何を(目的を詳細に再定義)
- いつまでに(期間)
- どのくらい(数値目標)
- どうやって(手段を具体的に)
これらを決めていきます。
英語を読めるようになりたい。が目的なら、
- 何を:英語を読める=洋書「ELOM MUSK」を読めるようになる
- いつまでに(期間):3ヶ月で
- どのくらい(数値目標):3時間で7〜8割は理解できるように
- どうやって(手段):3周はしたい。400ページあるので1日13ページずつは必ず進める。+英単語、英文勉強
月50万稼げるようになりたい。なら、
- 何を:Xのコンテンツ販売で月50万稼げるようになる
- いつまでに(期間):5ヶ月で
- どのくらい(数値目標):1ヶ月目で1万、2ヶ月目で5万、3ヶ月目で10万、4ヶ月目で25万、5ヶ月目で50万
- どうやって(手段):25万のコンサルを2つ、+1万のコンテンツを販売
このように行います。
そして1週間ごとに進捗はどうか、
このままいけばほんとうに目的は達成されるのか、
を再度確認しつつ進めていくんです。
✓ 行動を習慣化する
次は、行動の習慣化です。
ランニングでも、記事執筆でも習慣にすれば、
自律心などはいらないも同然になります。
コツは、まずはハードルを小さく始めていく。
ということです。
たとえば、
勉強の習慣がない人に、
いきなり5時間勉強しろ。とかって言っても
おそらく3日坊主で終わってしまうと思います。
なので、
1日5分でも机に向かう時間をつくる。
などハードルを下げて、まずは机に向かう習慣化をする必要があります。
✓ 思考を整理する時間をつくる
日々の忙しさの中で、思考を整理する時間を持つことは、
自律心を高めるために重要です。
瞑想などの方法で、
自分の思考や感情を整理することができます。
瞑想は脳のリフレッシュを助け、
ストレスを軽減し、集中力を高める効果があります。
また、ジャーナリングによって自分の考えを客観的に見つめ直すことで、
迷いをなくし、目標に向かってブレずに進むことができます。
✓ 誘惑を減らす環境を整える
誘惑に打ち勝つためには、
環境を整えることが効果的です。
例えば、
スマホの通知をオフにする、
作業環境をシンプルに保つなど、
集中力を妨げる要素を排除することで、
自律心を維持しやすくなります。
- デジタルデトックス: スマホやSNSの使用を制限し、余計な刺激から脳を守ることで、集中力を高めます。
- 作業環境の整備: 散らかりのない机や集中できる静かな環境を整えることが、仕事や勉強の効率を上げます。
環境が整えば、無駄な意志力を使わずに
行動を持続できるようになります。
✓ フィードバックを活用する
最後に、フィードバックを活用することが重要です。
定期的に自分の進捗を確認し、
達成できたことや改善点を振り返ることで、
次の行動に繋げることができます。
- 自己評価: 毎週自分の行動を振り返り、小さな成功を認めることで自信がつきます。
- 第三者からのフィードバック: 他者の視点から自分の行動を見直すことで、新たな改善点を見つけやすくなります。
フィードバックを取り入れることで、
自己効力感が高まり、
目標に向かって自律的に行動できる力が強化されます。
自律心を育てることで見える新たな世界
自律心を高めることは、
単に成功への道筋を作るだけではありません。
それは、あなた自身の成長と、
周りの環境や人間関係をも大きく変える力を持っています。
自律心を鍛える過程で、自己理解が深まり、
他人との関わり方や人生に対する姿勢にもポジティブな変化が生まれます。
自律心を持つことで、より少ないエネルギーで
確実に目標に近づくことができると同時に、
毎日の小さな成功体験が積み重なり、
結果として大きな自信と自己効力感が得られます。
そしてその自信が次の挑戦を促し、さらなる成功を引き寄せます。
しかし、覚えておきたいのは、
自律心は完璧である必要はないということ。
時には怠けたくなる日や、
進めないと感じる日もあるでしょう。
そんな時に自分を責めるのではなく、
小さな一歩でもいいから前に進むことが大切です。
前述した5つの具体的な方法を実践し、
少しずつでも確実に自分の成長を感じられるようにしましょう。
自律心を育てることで、成功はただの結果に過ぎなくなり、
そこに至るプロセス自体を楽しむことができるようになります。
今日から小さな変化を積み重ねて、
未来の自分に驚きを感じる日が来ることを楽しみにしていてください。