こんにちは、ききです。
今回は、人が行動を起こす普遍的な原理原則の解説です。
この人が行動する原理を理解することで、
自分のビジネスでも応用可能です。
行動の起点は感覚から始まる
そもそも行動というのは、感覚ありきなんです。
ビールを飲むという行動を分析してみます。
- 視覚でビールを認識(感覚入力)
- 「飲みたい」という欲求・感情が起こる(感情の変容)
- ビールに手を伸ばし一気に飲む(行動)
このように、まず起点は「感覚入力」になります。
その後、感情が変わり、理性的に判断して行動に移す。
という流れ。
これは、すべての行動において同じことが言えます。
たとえば、
プロフィールにアクセスする、という行動を分析すると、
- 視覚で投稿を確認、文章を読む(感覚入力)
- 他の投稿も見たいとなる/発信者が気になる(感情の変容)
- プロフィールをタップする(行動)
このような流れです。
✓ 感覚入力が多いほど、感情は変動しやすい
人には五感というものが存在します。
視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚の5つですね。
そしてこれら感覚入力が多いほど、感情は大きく変動していきます。
例えば、焼き肉の写真を見せられたら、
「美味しそう」という感情がわきます。
しかし焼き肉の写真だけではなく、実際にお店に行って、
そして匂いまでも嗅いでしまったら、
「美味しそう」という感情は強くなるはずです。
上記は、視覚だけの感覚入力より、
視覚+嗅覚を刺激したほうが感情が強くなるという例です。
そのため、SNSのライティングなどにおいても、
感覚入力を増やせば増やすほど、感情を動かし、行動させることができます。
SNSで人を動かすライティング【物語に引き込む】
ではどのように、感覚入力を増やせばいいのか。
それは、読者自身の脳内で想像させることです。
そもそも、ライティングというのは、
視覚だけにしか感覚入力できません。
そのため、行動させづらいんです。
ですが、読者自信が想像をふくらませることで、
感覚入力を多くすることが可能になります。
✓ 物語に引き込む
まずは物語に引き込むことから説明します。
よく小説とかで、引き込まれるって言ったりしますが、
あれは描写を細かく文章にすることで、読者にそのシーンを想像させているんです。
雨が降り出す数秒前の、あの湿った風のにおいが好きだった。いつもとは違う、何かが始まる予感を含んだ匂い。だが、この朝は違った。胸の奥に刺さったのは、何かが終わるときの冷たい感覚だった。
こんな感じ。
そして想像した結果、物語(小説)に入り込んでいけます。
ここでのポイントは具体化です。
✓ 5W1Hで具体化
具体化させるには、5W1Hで文章を書くのがコツです。
- When:いつ
- Where:どこで
- Who/Whom:誰が/誰に
- What:何を
- Why:なぜ、なんのために
- How:どのように
を入れ込んでいきます。
- Who(誰が):Webマーケで独立した僕が
- Whom(誰に):ライティング初心者に
- What(何を):文章を書くコツを
- Why(なぜ):多くの人に読まれる文章を書けるようになるために
- When(いつ):今すぐ実践できる
- How(どのように):3ステップで教えます
- Where(どこで):この投稿で解説
上記を組み替えて、タイトルを作ったり、
リード文をつくったりしていけばOKです。
このように5W1Hの要素を入れるほど、
具体的に伝えることでき、
想像しやすくなります。
感覚を駆使して行動を促すライティングへ
SNSやブログで人を動かすには、感覚を刺激し、感情を揺さぶることがカギです。
物語を用いた具体的な描写や5W1Hの活用で読者を引き込み、
「自分ごと」として捉えてもらう工夫をしましょう。
こうしたライティングの技術を応用すれば、
ビジネスでも自然に行動を引き出せます。